BUSINESS

事業紹介

人が集まる場所に、電気あり。
電気のある場所に、当社あり。

普段、当たり前のように利用されている電気。電力として利用するには、様々な機器が必要です。
当社は電気の安定利用を支える機器の製造を生業として、人々の暮らしを陰ながら支えています。

電気の安定利用に欠かせない、高品質の機器を製造。

当社は、電気を自在に操るための「キュービクル」「分電盤」「制御盤」を製造しています。高圧受変電設備の役割を持つキュービクルは、発電所から変電所を通して送電線から送られる6600Vの高電圧電気を受電し、100Vや200Vに降圧する設備です。電気室や変電室を構えることなく、金属製の箱に機器が入るため施工費用やスペースをコンパクトにできることから、様々な施設で使われています。加えて、受電した電気を施設中に分配する役割を持つ分電盤と、電気が関わる機器や設備に組み込まれている制御盤を通じて、ビルや工場内にある照明や生産など各種設備の安定稼働を実現。過電流を防ぐブレーカーや漏電遮断器も設けられ、電力の安全な利用を支えています。

こうした受電に関わる機器の製造の流れは、主にお客様からいただいた図面を基に進行します。まずは必要な部材を手配し図面どおりに配線。機器を組み立て、シーケンサーと呼ばれる動作システムの設定を行い、動作チェックで最終確認後、出荷となります。製造にかかる期間は、1週間から10日ほどです。このほか、回路の追加がある場合には現地で作業することもあります。

製造する際に心がけていることは、正確な作業です。機器は細やかな部分が多く、配線・加工・組み立ての際には慎重さが求められます。暮らしに深く関わる電気を扱うからこそ、丁寧に作業を進める姿勢は欠かせません。磨いてきた技術を活かし、合わせて納期も意識しながらお客様のニーズに応えます。

街で広く使われる製品。
社会の役に立てる実感と責任感を胸に。

電力で動く機械には、必ずと言っていいほど制御盤が使われています。エレベーター、エスカレーター、空調、冷凍・冷蔵庫、火災報知器、駅の自動改札…日々の暮らしで親しまれているものだけで例を挙げても、まさに多種多様です。

お客様から依頼を受けて製造した製品は、北海道はもちろん全国各地で利用されています。そして、多くが公共施設で使われていることが特徴です。例えば、浄水場・下水処理場といった生活用水を扱う設備、自然公園・動物園・スポーツ施設といったアクティブな時間を過ごす場所、高速道路やトンネルなどの交通。そのほか、大型商業施設のロードヒーティングや工場内の各種設備といった民間施設でも利用されております。

生活や経済に欠かせない電気を扱うからこそ、間接的ながら人々の暮らしを支えられる。それが当社の存在意義とも言え、世の中の役に立っている実感が技術者一人ひとりのモチベーションに繋がっています。

暮らしを支える電気。「手に職」を身につけ、安定のキャリアを。

製品は一つひとつの注文に合わせて、オーダーメイドで製造しています。全く同じものを扱うことが無いため、知識や技術を活かして作業を進めていくプロセスは、技術者として面白みを感じられる瞬間です。また、例年9月~3月にかけて繁忙期となり、それ以外の時期とメリハリをつけて働ける点も特徴と言えます。

社員は経験あるベテランだけではなく、まったくの未経験からスタートした技術者も活躍中です。実際にこれまで文系で技術職の経験がなかった社員も働きながら学び、成長して一人前になりました。社内には少数精鋭ながら個性豊かな社員が揃っており、良い意味で雰囲気は自由です。作業時には一人で集中して進めるシーンが多いですが、重い扉を取り付ける時には協力して対応しますし、入社後は先輩社員がマンツーマンでわかりやすく教えていくので、安心して働けます。

電気は、暮らしに無くてはならないものです。だからこそ、この仕事が無くなることはそうありません。「手に職」を身につけられれば、今後安定したキャリアを築けます。ぜひ、少しでも興味をお持ちならばお問い合わせください。街の暮らしを支える技術職として、一緒に歩めたらと思います。